化粧品を成分からみる

化粧品及び成分の説明

どろあわわ

今回ピックアップしたのは、

どろあわわ」です。

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洗浄成分は石ケン(ミリスチン酸ステアリン酸

ラウリン酸水酸化K)&低刺激性界面活性剤

コカミドプロピルベタインココイルメチルタウ

リンNa)で、洗顔後のきしみを抑えた構成になっ

ています。古い角質、皮脂には3種類の泥「ベント

ナイト ・ 海シルト ・ タナクラクレイ」で

ケアされています。アスペルギルス/コメ発酵エキ

ヒアルロン酸Na黒砂糖エキスなど数種の

保湿成分も配合され、洗浄+保湿を意識した製品に

なっています。

さっぱりとした洗い上がりで毛穴ケアも出来ます

ので、男性にも使えるかと思います。

但し、あくまでも石ケン洗顔料ですので、洗顔後の

スキンケア(化粧水等)は必要になります。

価格的には少し高いような気はしますが、

高価な高級石鹸と比べますと使い勝手の良さは

(固形石鹸より柔らかいので泡立てやすい)

あると思います。

パッチテストも実施いますので、安心材料の1つか

と思います。

石鹸を作る際に必ずアルカリ剤は必要になるのです

が、固形石鹸では水酸化Naが使用され、

液体タイプなどの洗顔には水酸化Kが使用されます。

最近では固形石鹸(ベースのアルカリ剤は

水酸化Na)の中にも水酸化Kを配合した製品

(カリ含有石ケン素地)もあり、泡立ちがいいのが

特徴です。

全成分:

化粧品表示名称 目的
基剤
グリセリン 保湿作用
ベントナイト 皮脂の吸着
ミリスチン酸 石鹸基剤(主にヤシ油またはパーム核油から得られる高級脂肪酸飽和脂肪酸
ステアリン酸 石鹸基剤(主に植物油脂から得られる高級脂肪酸飽和脂肪酸
BG 保湿作用
酸化チタン 石鹸生地に配合することで製品を白くする作用
水酸化K 石鹸製造するためのアルカリ剤
ラウリン酸 石鹸基剤(主にヤシ油またはパーム核油から得られる高級脂肪酸飽和脂肪酸
ステアリン酸PEG-150 乳化剤(非イオン界面活性剤)
ステアリン酸グリセリル(SE) 乳化剤(非イオン界面活性剤)
コカミドプロピルベタイン 洗浄剤(両性界面活性剤)
海シルト 皮脂の吸着(沖縄の海底の泥「くちゃ」)
タナクラクレイ 皮脂の吸着
アスペルギルス/コメ発酵エキス 保湿作用
加水分解コンキオリン 保湿作用
乳酸桿菌/コメヌカ発酵液 保湿作用
シロキクラゲ多糖体 保湿作用
サクシノイルアテロコラーゲン 保湿作用
豆乳発酵液 保湿作用
ヒアルロン酸Na 保湿作用
黒砂糖エキス 保湿作用
ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル) エモリエント作用
ココイルメチルタウリンNa 洗浄剤(陰イオン界面活性剤)
ステアリン酸グリコール 乳化安定作用 ・ エモリエント作用
EDTA-2Na キレート剤
メチルパラベン 防腐剤
プロピルパラベン 防腐剤

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