化粧品を成分からみる

化粧品及び成分の説明

キュレル モイストリペア アイクリーム

今回ピックアップしたのは、

キュレル モイストリペア 

アイクリーム」です。

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医薬部外品 キュレル モイストリペア 

アイクリームを成分から見ていきます。

メーカー(花王)コンセプトは「乾燥性

敏感肌を考えた目もとの集中保湿ができる

クリームです。」との事です。

この製品の主剤(有効成分)はアラントイン

でこれは消炎作用があり、肌荒れ防止に効果

がある原料です。疑似セラミドヘキサデシ

ロキ シPGヒドロキシエチルヘキサデカナミ

」とユーカリエキスセラミド産生量増加

によるバリア改善作用)で、お肌のハリを

ケアしています。シリコン系原料を配合する

ことで油分のベタつき感を抑え、滑りや伸び

を良くしています。

全体的にみて、お肌の乾燥をケアする製品と

なっています。

その理由の一つとして、高価な効能評価試験

も実施しています(乾燥による小じわを目立

たなくします)。

この試験は保湿効果が重量なポイントになり

ます。

またアレルギーテスト、パッチテスト済で

乾燥性敏感肌を考えた低刺激設計とメーカー

が謳っている根拠にもなっていると思い

ます。

これから乾燥が気になる季節になります

ので、目元ケアクリームの候補の一つに

してもいいのではないでしょうか。

全成分:

医薬部外品名称 目的
アラントイン 主剤(消炎作用 肌荒れを防ぎます)
基剤
流動イソパラフィン 感触向上作用(伸びが良くなります)
グリセリン 保湿作用
ヘキサデシロキ シPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド スフィンゴ脂質の一種であるセラミドNG(旧称:セラミド2)に類似した構造をもつ疑似セラミドです。
ジメチコン 感触改良作用(油分のベタつき感を抑え、滑りや伸びが良くなります)
ジイソステアリン酸ポリ グリセリル 乳化作用(親油性非イオン界面活性剤)
POE・ジメチコン共重合体 乳化作用(シリコン系非イオン界面活性剤)
架橋型ポリエーテル変性シリコーン 混合物 乳化作用(シリコン系非イオン界面活性剤)
ユーカリエキス セラミド産生量増加によるバリア改善作用
水溶性ショウキョウエキス(K) 保湿作用
パルミチン酸デキストリン 乳化安定作用
グリセリン脂肪酸エステル 乳化安定作用
セタノール 乳化補助作用
ステアロイルメチルタウリンNa 乳化作用(陰イオン界面活性剤)
BG 植物抽出溶媒
POE水添ヒマシ油 乳化作用(非イオン界面活性剤)
コハク酸 pH調整作用 ・ 収れん作用
水酸化ナトリウム pH調整作用
安息香酸塩 防腐作用
フェノ キシエタノール 防腐作用